このたび、SupremeTechとして初となる海外インターンシップを開催しました(2023年10月)。
福島県会津大学様より2名の学生を受け入れ、約1ヶ月間、ベトナム・ダナンのオフィスで当社独自のカリキュラムに沿ったインターンシップを実施しました。
本記事では、インターンシップ期間中の活動の様子をご紹介します。
SupremeTechとは?

SupremeTechは、ベトナム中部の都市ダナンに拠点を置く開発会社で、2023年10月時点で設立4年目を迎えています。
スクラム開発を得意としており、これまで数多くの価値あるプロダクトの開発を行ってきました。
現在の社員数は約170名で、ダナンのIT企業の中でも比較的大規模な会社に成長しつつあります。(2023年10月時点)
社員はベトナム人だけでなく日本人やアメリカ人も在籍しており、社内ではベトナム語・英語・日本語などさまざまな言語が飛び交っています。

このグローバルな環境の中で、会津大学からお迎えしたインターン生のお二人には、さまざまな課題にチャレンジしていただきました。

今回SupremeTechの海外インターンシップに参加いただいたMさん(写真左)とSさん(写真右)
インターンシップを実施する目的
SupremeTechでは、日本の人材育成に貢献するCSR活動の一環として、インターンシップの受け入れを開始しました。
インターンシップを通じて海外で働くことへの関心を高め、将来的には日本からのグローバル人材の輩出に貢献したいと考えています。
海外インターンシップ活動中の様子

海外インターンシップならではの経験として、英語を使う場面の多いカリキュラムを数多く用意しました。
それでは早速活動の様子を見ていきましょう。
海外インターンシップ:第1週目

インターンシップ最初の週は、ビジネスアナリストチームメンバーとの顔合わせから始まりました。ビジネスアナリストとは、顧客とベトナム側の開発チームの間に立ち、要件や仕様の調整を担う重要なポジションです。
ビジネスアナリストチームはほとんどがベトナム人で構成されています。
会津大学のインターン生のお二人には、ビジネスアナリストチームの一員として、さまざまな課題に取り組んでいただきました。

まずはインターンシップの課題の一つである、オリジナルアプリ開発のためのブレインストーミングを行いました。
インターンシップの最後には、全社員の前でインターン生たちが考えたオリジナルアプリのプレゼンテーションを行うというミッションがあります。
社員のほとんどは日本語話者ではないため、英語でプレゼンテーションを行う必要があります。
英語で話す環境にいち早く慣れるため、研修は基本的にすべて英語で行いました。
最初は英語でのコミュニケーションに戸惑っている様子でしたが、徐々に慣れていったようです。
海外インターンシップ:第2週目

第1週目ではビジネスアナリストチームとのやり取りがメインでしたが、第2週目からは別の開発チームとの連携も増えていきました。
まずは、当社の自社プロダクトの一つであるMiahireの開発チームによる、プロダクト説明会に参加しました。
MiahireはAIを搭載した動画面接ツールで、採用活動にかかる工数を大幅に削減できます。
(Miahireをもっと知りたい方はこちらから)
プロダクトの開発工程について、直接開発チームから学べる良い機会になりました。

オリジナルアプリの開発も継続して行いました。
第1週目では、作りたいアプリに必要な機能を洗い出し、自分たちのアイデアを固めることに集中しました。
第2週目には、オリジナルアプリに必要な機能を作るためのタスクを細分化し、工数を見積もりました。
次の1週間でやるべきことを一覧化することで、計画的にタスクを進めることができました。

また、研修カリキュラムの一つとしてスクラム開発研修を行いました。
スクラム開発とは、さまざまな分野で利用されているプロダクト開発手法の一つです。
計画・開発・テスト・レビューを1〜4週間のサイクルで行い、これを繰り返しながらプロダクトを作り上げていきます。
オリジナルアプリの課題もスクラム開発で進めており、実際に体験しながら手法を学ぶことができました。

また、SupremeTechでは毎月最終金曜日に立食パーティーを開催しています。
ベトナム人の同僚と一緒にベトナム料理を食べることで、親睦を深めることができました。
普段の研修では接点の少ない同僚とも、すぐに打ち解けていました。
ベトナム語を教わったり、逆に日本語を教えたりすることでお互いの文化や言語について学び合う良い機会になりました。
海外インターンシップ:第3週目

インターンシップも後半に入り、お二人も英語を話す環境にだいぶ慣れた様子でした。
そこで次はカリキュラムの一つ「Let’s Interview!」を行いました。
この研修は、インターン生がベトナム人開発者に1対1で英語インタビューを行うというものです。
英語でのインタビューを成功させるため、当社に在籍する英語ネイティブスピーカーのLさんから、次の3点についてアドバイスをもらいました。
- 会議の進行役の役割
- 会議時に役立つ英語のフレーズ
- 会議を時間内に終えるための時間管理のコツ
ネイティブスピーカーの方との英語での会話に少し緊張気味の様子でしたが、インタビューを成功させるため二人とも熱心にLさんの説明を聞いていました。

そして、ベトナム人エンジニア兼プロジェクトマネージャーであるTさんへのインタビューが始まりました。
初めは話しやすい雰囲気を作るために、趣味やおすすめのレストランなど雑談に近い質問から始めました。
徐々に雰囲気も和やかになったところで、インターン生からの本題の質問が始まりました。
- いつからコンピュータサイエンスに興味を持つようになったのか?
- 大学卒業までにやるべきことは?
- どうやって英語を勉強したのか?
- SupremeTechで働くことをどのように感じるか?
インターン生の意欲的な姿勢に応えるように、Tさんも熱心に回答していました。
Tさんからの助言はインターン生にとっては大きな刺激になったようです。

オリジナルアプリ作りでは、機能レビュー会を行いました。
インターン生たちがこれまで作り上げたアプリを実際に動かしながら機能の説明を行い、成果物に対するフィードバックをしました。
レビュー会を通して「どのようなプロダクトが、ユーザーの満足度が高く価値のあるプロダクトになるのか」を学ぶことができました。

そして第3週目最後のイベントである、スクラムワークショップを実施しました。
このワークショップは、第2週目に学んだスクラム開発の実践編です。
ベトナム人インターン生たちと開発チームを組み、スクラム開発に基づいて一つのプロダクト(絵)を完成させるという内容です。

限られた時間の中で絵の一つ一つの特徴をタスク化し、各作業者が優先度に沿って成果物を作り上げていきます。
初めのうちはやり方に慣れておらず、言葉の壁もあってかチーム内での連携に苦戦している様子でした。
しかし、徐々にスクラム開発でのタスクの進め方に慣れていき、最終的にはチーム一丸となって時間内に成果物を完成させることができました。

ワークショップの最後には、各チームからの成果物のレビュー会を実施しました。
この活動を通して、限られた時間内に顧客が必要とするものを形にする難しさを学べたのではないでしょうか。
これまでの研修を通してスクラム開発についてどう感じたかを尋ねると、「スクラム開発が好きになった」「より計画的にプロダクト開発ができると感じた」「日本に戻ってもスクラム開発を活用したい」といった前向きな感想が多く寄せられました。
海外インターンシップ:第4週目

あっという間に時間が過ぎ、インターンシップ最後の課題である「オリジナルアプリ発表会」の時間がやってきました。
全社員の前で英語で発表するプレッシャーからか、2人とも最初はとても緊張している様子でした。
しかし、発表が進むにつれ二人の表情にも余裕が表れ始め、自分たちのペースでプレゼンテーションを進めることができていました。


大きな問題もなく、無事オリジナルアプリ発表会が終了しました。
発表の終わりの挨拶と同時に大きな拍手が起こり、プレゼンターのお二人もやり切った様子でした。



プレゼンテーションの後にはインターンシップ修了式と写真撮影を行いました。
インターンシップで関わった開発チーム全員と写真撮影を行い、別れを惜しみつつもこの1ヶ月のインターンシップは幕を閉じました。
海外インターンシップを終えて

SupremeTechとして初めての日本人学生向けインターンシップでしたが、社員にとっても学びが多く、非常に有意義な機会となりました。
今回の経験をもとに研修カリキュラムをさらに改善・拡充し、今後は新入社員研修などにも活用していきたいと考えています。
SupremeTechは、海外で活躍したい日本の若者を応援しています。
顧客と開発チームをつなぐビジネスアナリストのポジションに興味をお持ちの方は、こちらの採用情報もぜひご覧ください。



